昨日、今日とビートポットのハウスへの搬入作業を
手伝ってきました。
写真でも撮ってきたらよかった。
ビートポット・・・米で言うところの苗床か?
で、この作業は毎年、地域の農家6件が集まって
共同で育苗センター(ビートポットを作る施設)から
各戸への搬入作業を行っている。
で、この協同作業をふと傍目から観察してみると
面白いことに気がついた。
「旗振り役がいねぇ!!!」
陣頭指揮を取る人がいないのだ。
なんとなく、それぞれが担当する役割が決まっており
自分で何をやるべきか判断して
その役割(=仕事)を行っているのだ。
いわばジャムセッションといったところだろうか。
毎年同じような人が同じようなことを行っているからこそ
成り立つ形なんだろなと思った。
また、あえて役割を明確にしないことによって
「助け合い」が成り立っていることにも気がついた。
ガチガチに役割を決めてしまうと
官僚機構に代表されてしまうように縦割りで柔軟性に欠ける
組織体になってしまう弊害を持っている。
あいまいが故にその時と場合を考えて何をすべきかを考えて
行動することが各々に求められており、
故に欠けている部分に気が付いた人が補い合う仕組みになっている。
協同作業の動き方ってのは非常に面白い。
社会学的に捉えてみると
非常に面白い考察が書けるのではないだろうか。
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農作業ってのはTPO(Time:時,Place:場所,Occasion:場合)によって
為すべき仕事が変化するから
自分で考えて行動する必要に迫られることが多い。
(もちろん言われたことだけやる人もいるが)
故に俺は自分で考えて行動できるのかもしれない。
と、ふと思った。(←カンチガイ)
自分で考えて自分で行動してなんぼ。
それが農業かもしれん。
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