2008年4月21日月曜日

食糧援助はうさんくさいよ。

最近、穀物高の影響で
世界各地で暴動が発生しているらしい。

で、アメリカが緊急援助を実施するらしい。

そこで思った。

食糧の緊急援助って
なんて食糧輸出国にとって便利な政策だと。

通常は食糧増産のための援助
(技術援助などのソフト面ね。ダム作ったりは二の次でいい。)
を行わずに
極めて食糧に困っていると見るや援助を表明。

食糧援助を実施すれば
「あの国はなんていい国なんだ」と、国際的な評価は高まる。

その一方で
彼らは食糧の供給国には成り得ないから
競争相手とは成り得ない。

評価は高まるが余計な競争相手は作らない。
生かさず殺さず的な手法だよ。


食糧援助なんてしたって意味がない。
彼らが彼ら自身である程度の食糧を確保し経済力をつけるような
サポートをしなければならない。

開発援助ってやつですかね。

現地での農業生産に適した生産技術を開発して
普及させねばいかん。

インドネシアあたりでは最近、
現地にあったコメの品種の開発・普及や生産技術の普及を
行ったりもしているらしい。

日本は食糧援助はすべきでない。
自国の食糧さえ他国から買っているのだから。
カネに任せて買い集められた食糧は
受け入れられても喜ばれるとは思えない。

それよりも世界的な食糧生産能力の向上に努めるべき。
そっちの方がよっぽど喜ばれるのではないだろうか。

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