2008年6月30日月曜日

農学栄えて農業滅びる。

このセリフを初めて聞いたのはいつだっただろうか。

大学に入ってからだったように思える。


最近、ビジネスチャンスはないかと
アンテナを張っていると感じることがある。

「農学栄えて農業滅びてるな」、と。


農学に関する研究は非常に進んでいると言っていいだろう。

バイオサイエンスなんかは特に。

農業のIT化もかなり進んできている。
リモートセンシングやらロボットトラクタやら。


これが他の産業だったら
どれだけ可能性を秘めた技術として存在するのだろう
と最近よく思う。

このような最新の技術を農業の現場で使う人がいない。
ビジネスに昇華させる人がいない。

これが今の農業の衰退を招き、
農学のみが栄える結果を招いたように思える。



技術を利用したビジネスを創造することによって
農業は大きく発達する可能性を秘めている。

せっかく技術が沢山あるのだからビジネスに利用しない手はない。

そんな風に感じている。

0 件のコメント: