2008年7月31日木曜日

農業変革の一方策。

WTO交渉決裂。

日欧米の枠組みでは合意に至ったように見えたが。
日本の存在感は皆無。
ブラジル・インドの台頭が目立った。

日本農業に変革の猶予が与えられた。
次回の交渉までは5~7年近くかかる言われている。

それだけの期間があれば
本気で変わろうと思えば変わるはず。

しかし、それをやってのける人が不在だ。

農業の変革は難しいが不可能ではない。

昨日、彼女とこんな小難しい話をしていたときに気がついたことだが
農業をはじめとして、今の日本を取り巻く種々の課題は
社会システムにひずみが生じていることの表れだろう。


少なくとも農業に関しては、
食料生産の現場に高等教育を受けた技術者・研究者が
皆無に等しいということが問題。

もっと言うなら現場には彼らを生かす仕組みが存在していない。

企業化などを通じて彼らの知能を生かす仕組みを構築できれば、
農業は革新する。

0 件のコメント: